2020年2月13日、ゼネテック(4492)が東証JQへの上場承認を受けました。31万株の自己株式の処分、12万株の売出し及び最大6.6万株のオーバーアロットメントによる売出しを実施します。想定発行価格(1,700円)で算出した資金吸収金額は8.6億円です。主幹事はみずほ証券です。ブックビルディング期間は3月3日(火)から3月9日(月)、上場日は3月19日(木)です。
ゼネテックは、組込みソフトウェア及びハードウェアのシステム受託開発、製造業を中心とするエンジニアリングソリューションの提供を行っています。
調達した資金は、運転資金、借入金の返済及び社債の期日前償還原資に充当する予定です。
2月28日追記
ゼネテックの仮条件は1,600~1,700円に決まりました。
3月10日追記
ゼネテックの公開価格は、仮条件の上限である1,700円に決まりました。
公募・売出し(IPO)情報
銘柄名 | ゼネテック |
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コード番号 | 4492 |
上場市場 | 東証JQ |
自己株式の処分 | 312,000株 |
売出株数 | 129,300株 |
OA売出 | 66,100株 |
合計 | 507,400株 |
上場時発行済み株式数 | 1,920,000株 |
売出し比率 | 29.3% |
オファリング・レシオ | 26.4% |
想定発行価格 | 1,700円 |
仮条件決定日 | 2月28日(金) |
仮条件 | 1,600~1,700円 |
BB期間 | 3月3日(火)~3月9日(月) |
公募・売出価格 | 1,700円 |
上場日 | 3月19日(木) |
初値(公募・売出価格比) | 1,620円(-4.7%) |
売出人及び売出株式数 | 山田陽國60,000株 |
上野憲二50,000株 | |
金井登志雄19,300株 |
価格情報
想定発行価格 | 公募・売出価格 | |
株価 | 1,700円 | 1,700円 |
吸収金額 | 8.6億円 | 8.6億円 |
時価総額 | 32.6億円 | 32.6億円 |
幹事
※岡三オンライン証券からもお申し込みできます。
企業情報
事業内容 | 組込みソフトウェア及びハードウェアのシステム受託開発、製造業を中心とするエンジニアリングソリューションの提供 |
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業種 | 情報・通信業 |
HPアドレス | https://www.genetec.co.jp/ |
業績
単位:百万円
決算年月 | 売上高 | 経常利益 | 当期純利益 |
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2018年3月 | 4,004 | 134 | 83 |
2019年3月 | 4,482 | 275 | 179 |
2020年3月(第3四半期累計) | 3,385 | 153 | 100 |
投資指標
想定価格 | 1,700円 |
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1株損益 | 93.5円 |
PER | 18.2倍 |
※1株損益は前期の純利益を上場時の発行済み株式数で割ったもの
株主とロックアップ
氏名又は名称 | 株式総数に対する割合 | ロックアップ |
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上野 憲二 | 41.85% | 90日or1.5倍 |
上野 大輔 | 21.64% | 90日or1.5倍 |
山田 陽國 | 10.07% | 90日or1.5倍 |
ゼネテック従業員持株会 | 7.59% | |
井上 由佳 | 5.41% | 90日or1.5倍 |
類似企業
銘柄名 | 市場 | PER |
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ソーバル | JQ | 17.2倍 |
エヌアイデイ | JQ | 11.4倍 |
東海ソフト | 東2 | 26.1倍 |
ゼネテックの初値予想(管理人の参加について)
ゼネテックが東証JQへの上場承認を受けました。資金吸収金額は想定発行価格で8.6億円程度と小型です。
ゼネテックは、システム受託開発を主な事業としています。
IT系の銘柄は人気があり、小型で公開株数が少ないのでIPOには参加予定です。
初値予想 2,300円~2,700円
2月28日追記
仮条件は想定価格をやや下振れて決まりました。地合いが悪化しましたが、小型なので予定通り参加します。地合いが悪いので、初値予想を引き下げます。
初値予想 2,000円~2,400円
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