2019年8月8日、ピー・ビーシステムズ(4447)が福証Qボードへの上場承認を受けました。15万株の公募増資及びオーバーアロットメントによる売出しに伴う最大3万株の第三者割当増資を行い、同時に6万株の株式売出しを実施します。想定発行価格(1,370円)を基礎とした資金吸収金額は3.3億円です。主幹事はエイチ・エス証券です。ブックビルディング期間は8月26日(月)から8月30日(金)、上場日は9月12日(木)です。
ピー・ビーシステムズは、企業の基幹システムをクラウド化する「セキュアクラウドシステム事
業」、VRシアター4D 王の製造販売を行う「エモーショナルシステム事業」を行っています。
調達した資金は、事業拡大に係る採用費及び人件費、社内のサーバ・ストレージ及びネットワーク機器並びにソフトウエア等購入費、長期借入金の返済に充当する予定です。
8月22日追記
ピー・ビーシステムズの仮条件は1,280 ~ 1,380円に決まりました。
9月2日追記
ピー・ビーシステムズの公開価格は、仮条件の上限である1,380円に決まりました。
公募・売出し(IPO)情報
銘柄名 | ピー・ビーシステムズ |
コード番号 | 4447 |
上場市場 | 福証Qボード |
新株発行 | 150,000株 |
売出株数 | 60,000株 |
OA売出 | 30,000株 |
合計 | 240,000株 |
上場時発行済み株式数 | 1,309,200株 |
オファリング・レシオ | 18.3% |
想定発行価格 | 1,370円 |
仮条件 | 1,280 ~ 1,380円 |
BB期間 | 8月26日(月)~8月30日(金) |
公募・売出価格 | 1,380円 |
上場日 | 9月12日(木) |
初値(公募・売出価格比) | 1,950円(+41.3%) |
調達資金使途 | 事業拡大に係る採用費及び人件費 社内のサーバ・ストレージ及びネットワーク機器並びにソフトウエア等購入費 長期借入金の返済 |
売出人及び売出株式数 | 冨田 和久 60,000株 |
価格
想定発行価格 | 公募・売出価格 | |
株価 | 1,370円 | 1,380円 |
吸収金額 | 3.3億円 | 3.3億円 |
時価総額 | 17.9億円 | 18億円 |
幹事
名称 | 引受株式数 | |
主幹事 | エイチ・エス証券 | 202,200株 |
引受人 | SBI証券 | 21,000株 |
引受人 | FFG証券 | 8,400株 |
引受人 | 西日本シティTT証券 | 2,100株 |
引受人 | 岡三証券 | 2,100株 |
引受人 | 東洋証券 | 2,100株 |
引受人 | エース証券 | 2,100株 |
企業情報
事業内容 | 企業の基幹システムをクラウド化する「セキュアクラウドシステム事 業」、VRシアター4D 王の製造販売を行う「エモーショナルシステム事業」 |
HPアドレス | https://www.pbsystems.co.jp/ |
業績
決算年月 | 2017年9月 | 2018年9月 | 2019年9月 (第3四半期累計) |
売上高(千円) | 1,591,790 | 1,485,725 | 1,222,796 |
経常利益又は経常損失(千円) | 89,385 | 14,396 | 112,527 |
売上経常損益率 | 5.6% | 1.0% | 9.2% |
当期純利益又は当期純損失(千円) | 91,245 | △87,318 | 122,413 |
投資指標
想定価格 | 1,370円 |
1株損益 | △66.7円 |
PER | -倍 |
※1株損益は直近の当期純損益を上場時の発行済み株式数で割ったもの
株主とロックアップ
氏名又は名称 | 株式総数に対する割合 | ロックアップ |
冨田 和久 | 28.5% | 180日 |
森﨑 高広 | 5.0% | 180日 |
彌永 玲子 | 4.5% | 180日 |
加賀電子 | 3.8% | 90日or1.5倍 |
ユニリタ | 3.5% | 90日or1.5倍 |
日本アジア投資 | 3.3% | 90日or1.5倍 |
山代ガス | 3.3% | 90日or1.5倍 |
ピー・ビーシステムズのIPO評価(管理人の参加について)
ピー・ビーシステムズが福証Qボードへの上場承認を受けました。資金吸収金額は想定発行価格で3.3億円とQボード単独上場銘柄なので普通です。大株主にはしっかりとロックアップがかかっています。
ピー・ビーシステムズは、企業の基幹システムをクラウド化する「セキュアクラウドシステム事業」、特殊な映像技術を用いて空間を仮想化する「エモーショナルシステム事業」を行っています。クラウドやVRに関わる事業なので人気になりそうです。
業績は、前期赤字でしたが、今期は第3四半期累計で1.2億円の黒字になっています。想定発行価格での第3四半期累計段階でのPERは15倍となっており割高感はありません。
IPOについては、Qボード単独上場で地合いも不安定ですが、事業内容が好感されやすそうなので参加予定です。
8月22日追記
予定通り参加します。
コメント